力学 アトウッドの装置 図1 アトウッドの装置 図1は、質量の無視できる滑車と、質量がそれぞれ、m1、m2の二つのおもりAとBを用いたアトウッドの装置である。滑車を通して二つのおもりを繋いでいる糸の張力をT、おもりAおよびBの速度を、それぞれ、v1、 v... 2023.01.04 力学
力学 迷路からの脱出:抗力と仕事 最近のニュースだが、県議会議員が列車の中で、場所をわきまえず懸垂をしたとして、謝罪会見をしていた。本人も全く覚えていないとのことだが、一体何が起きたのだろうか。何かとてつもなく難しい問題を考えていて、突然ひらめき、それを実証したくて矢も... 2022.12.26 力学教育
力学 身体検査の日の思い出 体重測定 どんな検査かは知らないが、最近は大臣候補も身体検査を受けるという。身長や体重の測定ではなさそうだし、また、認知症などの検査なら、本当に検査をしたのかと疑いたくなるような国会答弁もあるが、昔、小学校で定期的に行われて... 2022.12.22 力学思い出教育
力学 反抗期の1年を振り返れば 今頃になって反抗期だとは? だが、今、筆者の2022年を漢字一文字で振り返れば、この漢字をおいて他にはない。一般には、ほとんど知られていない定年後の反抗期だが、昔から筆者の知るだけでも、エントロピーは神話だとか、相対論は間違って... 2022.12.20 力学回転運動教育
力学 とある生徒の力学レポート 1.仕事の種類 ☆ 仕事A=力・重心の変位 岩波書店の広辞苑(第4版)には「力が働いて物体が移動した時に、物体が移動した向きの力と移動した距離との積を、力が物体になした仕事という。」とある。高校物理教科書やブルタニカ世界百科... 2022.12.07 力学教育
力学 連成振動(改訂版) 1.はじめに 日本物理教育学会の会誌の表紙に、なぜか高校数学で習う三角関数の和と積の公式が描かれている(図1)。三角関数の和積の公式と呼ばれる高校生にはお馴染みの式だが、それが物理教育とどう関係しているだろうか。 図1 振... 2022.10.04 力学振動と波動数学
力学 単一運動と複合運動の仕事 仕事は「力と作用点の変位との内積」か、それとも「力と物体の変位との内積(ただし、回転運動に対しては「力のモーメントと回転角の変位)かを巡る論争。 2022.08.30 力学回転運動
力学 ニュートン力学の「仕事」 抗力はその作用点が動かないので、系にエネルギーを供給することはできないが、系の異なる運動形態の間でのエネルギーのやり取りには抗力のする仕事が必要である。 2022.06.24 力学回転運動
力学 力学教育を巡る現代の宗教裁判 カンダタが蜘蛛の糸から受ける張力、豆の樹を登るジャックの手足が樹から受ける摩擦力、自転車や車の駆動輪が道路から受ける水平抗力など、作用点の動かない力、いわゆる束縛力が仕事をするなどと言えば、周囲からは冷たい視線を浴び、学会で発表したり、... 2022.05.17 力学
力学 天動説と地動説と抗力のする仕事 科学史は、見たままに、感じるままに、直感的に理解できる天動説よりも、当時の直感からは理解の難しいと思える地動説を選んだ。ニュートンの運動法則によつて地動説が完全に理解できるからである。ニュートン力学の成立から300年以上が経過した現在、... 2022.04.15 力学