思い出 縁日の思い出 セピア色の記憶のなかの少年は縁日の夜店で万華鏡を買った カーバイドの匂いとゆらめくアセチレンの灯りのなかで筒を回せばクルクルと移りかわりそれでいて同じ紋様は二度と現れない不思議な光の芸術が少年になけなしの小遣いをはたかせたのだ... 2013.03.02 思い出茶飲み話詩